1年前の彼らの選択と1年後のオタクの心境。
どうも。5月です。KAT-TUNが充電期間に入って丸1年の月ということで、今月は充電期間について。
■彼らの決断とそれを受け止める自信
1年前の5月1日の航海を区切りに、10年間(正確には15年間)動かし続け傷だらけになっても修復してきた海賊船KAT-TUN号は錨を下ろしました。
彼らはこの決断をしたとき、戻ってくるタイミングについて「1年か2年なのか」や「世間がKAT-TUNを求めたとき」と話しましたが、正直わたしは期間も曖昧でハードルも高いもののように感じました。
我々ファンが戻ってきてほしいと願うとき、というと彼らには優しすぎる条件ですが、例えばKAT-TUN以外を応援する他のジャニーズファンや、これまでKAT-TUNに少しでも興味のあった人が「KAT-TUNに戻ってきてほしい」と願うとき、それぐらいもう少し優しい条件を設定したりできたんじゃないかなと思ったんです。
充電期間とは呼ぶものの実質上活動休止の選択が三度脱退の繰り返されたグループをどうやったら後押しできるのか。名の通り充電するための仕事はどれほど与えられるのか。第一、世間がKAT-TUNを求める日なんてそう簡単に来るのだろうか。そんな不安がすこしありました。
もちろんKAT-TUNへの絶対的自信は持っているし、世間に見つかれ、世間に認められろ、なんてことは常に思っていることではあるけれど。
そんな不安の中で、彼らが「解散ではない」「必ず戻ってくる」と強くはっきりとわたしたちに伝えてくれたことが、わたしにとって唯一必ず帰ってくると“KAT-TUN”を信じられる理由になりました。
■彼らの選択とその答え
充電するための仕事がどれだけ与えられるか、その不安は徐々に薄れていって、むしろ情報過多で追いきれなくなるほどの仕事量が充電中のKAT-TUNに与えられています。
充電中に過去のCDとか集められるなぁ、なんて呑気に考えていたわたしですが、実際はほぼ毎週(ある時は毎日のように)なにかしら雑誌を購入していて、今は現場も決まっていて、金が貯められる期間どころか金を使いまくる期間になっています。
一部では活動休止とも呼ばれてしまう“充電期間”に入ることで、業界関係者やもしかしたら事務所にまで見放され仕事がなくなってしまうのではないか。そんな思いが心の奥にありましたが、むしろ「“充電期間”中のKAT-TUN」という珍しい状態が意外にもオファーへの起爆剤になっていて、なんだか面白い状況が生まれました。
“KAT-TUNとしての活動”をお休みするわけだから、それを否定したくても活動休止であることにはあまり変わりがないのですが、KAT-TUNが“充電期間”と名付けてくれたおかげで、“活動休止”よりも好条件な期間になったわけです。
このKAT-TUNの選択=活休を充電と呼ぶことは、1年前「ファンを不安にさせないよう」になっているから賢いなと思ったけれど、こうして1年間KAT-TUNを見てきて「仕事を貰いやすくするため」でもあることに気付いて、賢すぎて本当に面白いです。KAT-TUNってすげぇな。バラエティでもMCでもドラマでも舞台でもソロコンでもなんでも、“充電中の”が付くだけで話題になるんだから。
KAT-TUNは、KAT-TUNとしての活動を休めているというよりむしろ進めているようにも感じられて、ますます戻ってくるときが楽しみになるしまじでこいつら絶対にでかくなって戻ってくるなって自信を持っていられるのが誇りです。
でも。充電期間という選択が本当に正解だったのか、と問われるとわたしはどちらとも言えないと思っています。何が正解で不正解だったのかなんて、もうひとつの可能性を見ない限りは決められないことではあるけれど。
確実に充電期間が産み出してしまったと言えるマイナス要素は、充電期間に入る前のKAT-TUNを応援していた人=既存のファンが充電期間を期に(または充電期間中に)担降りしたり、わたしも含め掛け持ちになっていたりすることです。
充電期間に入ってからのファンもありがたいことに増えたようですが、今までを知るファンが減ること、KAT-TUN一筋だったファンが他のグループに心を奪われてしまうこと、これはいずれ再始動するKAT-TUNにとっては大きなマイナスになります。
掛け持ちになってしまった自分を正当化するための言い訳にもなるんですが、でももし充電していなかったら降りなかった、他のグループなんて見ていなかったと答える人はわたし以外にもいるんじゃないかな。
先にも書いたように既存のファンが減ることになった充電という選択が不正解だったのかどうかは、活動を続けた場合どうなっていたかがわからないから言い切れないので、一オタクの頭の片隅の考えとして書いておくまでにします。
■1年前の彼らの選択と1年後のオタクの心境
充電が賢いだとか不正解だとか良いも悪いも書いたわけですが、結局のところ現時点でわたしは充電期間があってよかったと感じています。
メンバーそれぞれの仕事の量も幅も広がって、世間様に良いイメージかどうかは置いておいて、充電をきっかけにKAT-TUNというブランドを再アピールできて再注目されて、1年前のかめの「この時間が絶対に必要だったと思えるように」を、KAT-TUNはこの1年間ですでに実現させた。
充電が始まったばかりの頃は、いわゆる早期活動再開希望のかたに嫌気が差したり、「せめて1年2年は充電しなくちゃ意味がない」と思ったりもしましたが今となっては定期的にKAT-TUNに会いたくなるし新譜が欲しくなるし、そろそろ帰ってきてもいいんじゃないかと思えています。
それもこれも全部KAT-TUNがそう思わせてくれているわけで、色んな仕事を取ってくるKAT-TUNが本当に本当に誇りであり自慢です。
KAT-TUNを、今までよりももっとずっとすきになれる期間。
もう今のKAT-TUNならいつ帰ってきてもきっと強いし、これからまだまだもっと強くなってくんだと思います。今までだって、誰も越えられないと思った強いKAT-TUNを越えてきたのはさらに強いKAT-TUN自身だったし、今の強いKAT-TUNも、いつかの強いKAT-TUNが越えてくれるはず。オタクの想像なんかじゃ足りないぐらい強くなって戻ってくるはず。
だってKAT-TUNだから。
KAT-TUNへのいろんな思いがあって話がまとまらないのでヤマもオチもなく読みにくくて申し訳ないんですけど、KAT-TUNがすきですきで仕方がないお話でした。
とにかくKAT-TUNがすき。
おっ、お、おわれ!!