まだまだ弱い。

かつんが宇宙一強いのに、私は—―。 @yui162_yk

境界線を曖昧にしたら楽になる話。

もう1月も終わりですが新年明けましておめでとうございます!

2017年一発目は、ジャニオタによくある○○拒否について、わたしの経験を交えながらわたしが伝えたいことを書きます。共感していただければうれしいです(^o^)

 

 

■境界線を引く

以前も書かせていただきましたがわたしのジャニオタ人生を簡単に説明すると、2005年の「ごくせん2」から約7年間かつん担を続け2013年に一度ジャニオタを降り、一昨年2015年の秋に天命かまたかつん担としてこの世界へ戻ってまいりました。

降りる前と後で、わたしのジャニオタとしての在り方には変化があります。それは境界線の引き方。

 

降りる前はアメブロのプロフィールに、同担と繋がり他G担を避けるために「担当を明記」し、古参を受け入れ新規に触れないために「歴を主張」することで多くの境界線を引きました。

ここで境界線にはどんなものがあるのか、まずはジャニ界隈における主な境界線を簡単にまとめてみます。各項目右側のレ点はわたしが当時拒否していたものです。

  • 同担拒否 □

 誰より一番自担を愛し、他の人に自担を取られたくない

  • 掛け持ち拒否 ☑

 自Gのみを愛せる人としか繋がりたくないし、他Gに浮気をしている人とは相容れない

  • 他G担拒否 ☑

 掛け持ち拒否と似たような部分もありますが、とにかく自G以外はどうでもいい

  • 新規拒否 ☑

 読んで字の如く、ファン歴が浅い人はもちろん参戦歴の少ない人などの新規ファンが嫌い

  • 年齢拒否 ☑

 最近Twitterで賑わった、自分の年齢とかけはなれた層と繋がりたくない

 

上からわかるように、わたしは当時 掛け持ち、他G担、新規、年齢の4つの項目で自分と周りとの間に境界線を引き、ファン同士の繋がりに制限をかけていました。

境界線を引いたことによる恩恵ももちろんあります。

掛け持ちや他G担を拒否すれば、確実にかつんの情報だけが手に入りかつんの話題だけで盛り上がれたし、新規を拒否すれば、自分よりかつんのことを浅くしか知らないファンに知ったかぶりされてむかつくこともありません。また、当時小中学生だったわたしにとってあまりに年上すぎるファンとは話も合わないし失礼ながら「おばさん」という認識があったので、20代以上を拒否して、そういった方と無理に繋がってつまらない思いをすることもありませんでした。

きっと今さまざまな境界線を引いている人たちにとって、それは自分が快適にジャニオタライフを送れる術なんです。

しかも当時はアメブロが主流だったように思いますが今はファン同士の繋がりの場といえばTwitterであり、以前より境界線を引きやすくなったと思います。ブログでの繋がりよりもTwitterのほうが簡単に繋がれるといえばそうですが、Twitterにはブロック機能やミュート機能など、相手の意思に関わらず自分の意思だけで繋がりを拒否できます。

それがたとえ相手にとって都合が悪くても、境界線を引きまくって自分にとって生きやすい住みやすいTLをつくるほうがよっぽど楽です。もちろんこれはジャニオタ以外にも言えますが。

 

でも!

わたしはそんな境界線を引きまくっている人たちにいざ「境界線を曖昧にしてみること」をおすすめしたい。

 

 

■境界線をなくす

担降りしてから約2年半、ほとんどジャニーズに触れない生活をしていたのでまずはジャニオタに戻ることから始まりました。簡単にジャニオタに戻る方法はずばり降りる前の自分を思い出すこと。とはいえかつんに新規拒否が似合わないことがようやく分かったので新規拒否こそしませんでしたが、わたしは出戻った初めのころ、以前と同じように境界線を引きました。

そうなんです、2年半振りにジャニオタになったわたしにとってそれはとにかく心地が悪かった。

以前は境界線を引くと快適だったのに、境界線があることによってかつん以外のなにかに興味を持つことや話の合う年上と繋がることを自分自身で制限してしまっていて、「すきなのにすきになれない」「話したいのに話せない」状況が発生してしまいました。

同時に、周りからの目線も気になりました。もし境界線を引いている状態で掛け持ち(あるいは他G担)と繋がれば、掛け持ち拒否のくせに「掛け持ち」というレッテルを貼られるのではないか、と。

また、今は仲良くさせていただいているフォロワーさんですが、その方をフォローさせていただいたときに「掛け持ちですが大丈夫ですか?」と言わせてしまいました。 もしこれを読んでくれてるとしたら、本当にその節はごめんね!

 

そこでまずわたしは、掛け持ちから拒否することをやめました。

なにが可笑しくて掛け持ちを嫌っていたのか、掛け持ちは他にもすきなグループがあるだけでかつんをすきなことには変わりがないから純かつん担と同様にかつんの話をしたりかつんで盛り上がれました。

 TLにかつん以外が流れるようにはなったけど、それもそれで鎖国状態だったわたしのTLにペリーならぬカケモチーがやってきて開国できたので、いろんなジャニーズ全体の流れとか話題が分かるようになって途端に楽しくなりました。元々、降りる前からかつんのバックの名前や顔を覚えたり、かつんに関係なくジュニア全体を把握しようとしたり、かつん担であると同時にジャニーズというエンターテイメントのファンでもあったので、かつんのことで盛り上れて、かつジャニーズの話題を知れることはわたしにとってとても楽しいことだったんです。

 

掛け持ち拒否をやめてしばらくして、今度は他G担も拒否することをやめてみました。

他G担にフォローしていただくことが、すなわち「ただかつんのことを呟くだけで他G担への布教になる」ことに気付いたとき、わたしは思いました、「これはゼロリスクハイリターンだ」と。

他G担へのフォロバは特別しないからTLに興味のない話題が流れるリスクはないけど、相手にかつんの話題を自ら提供せずともできる。例えるならば、まさに公開演説。ただただ自分の意見のみを不特定多数に向かって話し、最後は「ご清聴ありがとうございました」と言うだけ。いいぞいいぞ、住みやすい。むしろお釣りが来る。

 

もちろん年齢拒否も、年の離れた人は話が合わないからと切り捨てるのではなく、話が合う人なら何歳でも繋がろうと考えを改めました。

 

 

■境界線を曖昧にしたら楽になる

もう十分境界線もなくしたし、だいぶ楽しくなってきた。しかしそれでもまだ、ここまでやってもまだなお。わたしにはなにか引っ掛かるものがありました。

最後はわたしの性格の問題でした。

わたしは何においても、ルールがあれば(なくても自分でルールをつくって)それに忠実に従うところがあります。ルールに従うなんて聞こえはいいですが、呆れるほど本当に融通が利かないんです。

なので、境界線においても柔軟に、曖昧にしてみることにしました。

 

それまで “自分の” TLに他G担の話題や情報が流れてくることを許していましたが、これをRTしたりあるいは自分から他G担の話題を呟くこと、つまり “フォロワー” のTLに他G担の話題や情報を流すことはしてきませんでした。

なぜなら自分で、「外から内への境界線はなくすけど、内から外への境界線は引いたまま」の一方通行状態にしていたから。先の『境界線をなくす』で書いたようにわたしはこのルールに忠実に従っていたので、「すきなのにすきになれない」はクリアできても「話したいのに話せない」はクリアできませんでした。

とにかくムシャクシャしました。自分のTLにとても面白い、かっこいい、かわいい他Gが流れてきても「かつんじゃないから」というだけでそれを拡散できないことに。

だからこの境界線を曖昧にして、拡散したいと思ったら拡散する、呟きたいと思ったら呟くように変えてみました。元々「掛け持ち拒否」だったときに繋がったフォロワーさんにとっては迷惑な話ですが、わたしの生きやすさを考慮した結果なんです。

おかげで節操のない、かつんじゃないどころかジャニーズじゃない話題も呟くまたはRTするようなTLを生み出してしまいましたが、本来Twitterとはそういうものだと割り切って楽しむことにしています。

 

境界線を曖昧にしたら、本当に楽になりました。楽しくなりました。

今境界線を引いている方へ、たった1本でもいいからそれを曖昧にしてみてください。あなたのジャニオタライフが変わるかもしれません。かつんの飛び抜けたかっこよさに惚れて沼に落ちて脱け出せなくなったり、もしくはセクゾの松島聡くんの顔面のかっこよさに気付いたりふまけんの面白さに気付いたり、エイトの村上信五さんのかっこよさに気付いたり、ストンズのかっこよさに気付いたり、ジャニストの面白さに気付いたり、少クラでのone chanceを4回見たり、Princeのヴェッヴェッ!ヴェッヴェッヴェッヴェッヴェイカァーッッ!!を知れたりします。とてもオススメ。

 

 

そんなわけで、1月の更新がギリ生きを極めすぎてて申し訳ありませんでした。2月はもうちょっと早めに書き始めたいと思います‥。

短めでしたが今月もお読みくださってありがとうございました\(^o^)/また来月っ!