"元"へのけじめ
こんにちは、むに。です。
11月のテーマは、「"元"へのけじめ」です。
自分のために、書いておきたいと思ったので書きます。
11月2日に田口くんがソロデビューしましたが、正直手放しに喜べるかというと複雑です。散々6人ともすきだなんだって言いながら、素直に応援できていない自分がいます。
よくKAT-TUNを辞めた者には「元KAT-TUN」という表記が付きますが、わたしはこれが好きではありません。いつまでもKAT-TUNだったことに囚われていては世間に今の彼らを見てもらえないから。
でも考えてみれば「元KAT-TUN」に囚われて、今の彼らを直視せずKAT-TUNだった頃の彼らを見ているのはわたし自身なんじゃないか。
3人になったKAT-TUNが解散でもなく活動続行でもなく充電期間を選んだのはもちろんKAT-TUNのためですが、同じく脱退を見てきたわたし達が脱退した3人を含め過去と向き合うための時間でもあるのかなと思います。
亀があの日6人の名前を出したことでいろんな人の呪縛が解けたのは事実で、それまで脱退した3人を嫌っていた人も、彼らと向き合おうとしているのを見かけます。
彼らと向き合わなければならないのは、嫌いになれなかったわたしも同じです。
じゅんのがソロデビューした11月2日のわたしのツイートから、わたし自身の今の彼らとの向き合い方についてまず整理しておきます。
仁のことはかなり早い段階でKAT-TUNのA赤西仁からソロアーティストのJin Akanishiとして見られるようになって、聖のことは今年(出戻ってから1年ぐらいかかって)やっとKAT-TUNのT田中聖からINKTのVo.KOKIとして見られるようになった。
— むに。(やや変態) (@yui162_hyphen) 2016年11月2日
担降りしてしばらくした頃聖が脱退していて、出戻ったときにはINKTというバンドのボーカルになっていました。
どちらかといえば結構簡単に?裏かつんに対して、もう彼らはKAT-TUNではないと割り切れてる方だと思うけど、じゅんのはまだわかんないな‥
— むに。(やや変態) (@yui162_hyphen) 2016年11月2日
仁のときより大人になってちゃんとした自分自身の感情を持てるようになって、聖のときとは違って進行形のKAT-TUN担として、KAT-TUN田口淳之介の脱退を見たからまだ彼についてどう捉えればいいのかよくわからない。
— むに。(やや変態) (@yui162_hyphen) 2016年11月2日
仁が脱退したときは中1のときで、周りのハイフンさんの考えに流される部分が多くまだ自分自身のKAT-TUNに対する考えが定まっていなかったと思います。幸いにも当時わたしの周りには彼の脱退を惜しむ人の方が多かったので、仁を嫌いになることはありませんでした。自分自身の考えが持てるようになった今でも脱退した人を嫌いになる選択肢が最初から無いのは、当時周りの意見に流されていたのがよい方向に働いてるなと思います。話を少し戻すと、彼の場合しばらく事務所に残っていたので、聖やじゅんのに比べてソロ活動を応援するのが難しくなく、彼の脱退についてはすぐに割りきれたような気がします。KAT-TUNだった仁とソロの仁とを完全に割りきれたのは脱退した次の年にソロライヴに入ってソロの仁を自分の目で見て、彼のやりたいことをちゃんと分かったときでした。
聖が脱退したときは先述のとおりKAT-TUN担ではなかったので脱退に対して辛いとか分からないとかそういう感情がありませんでした。
ちなみにこれは時系列が前後しますが聖の誕生日にツイートしたもの。KAT-TUN担として見る聖に対する葛藤です。
聖誕生日おめでとう。
— むに。(やや変態) (@yui162_hyphen) 2016年11月4日
裏かつんで唯一グループ組んで、KAT-TUNじゃないとこで人生で一番楽しいみたいに歌う聖が嫌で、ずっとINKTの聖を見られないでいた。でも今はもうINKTの聖もKAT-TUNだったときの聖も大好きです。今度はINKTででっかくなってね。 pic.twitter.com/JcSxYNsk3Y
聖について割りきれたのは、充電期間に入ってから聖担以外の人のINKTについてのツイートを見かけることが多くなり、だんだん聖だけじゃなくINKT自体が気になってINKTメンバーのアカウントをフォローしてからのことでした。聖とINKTメンバーとのやりとりを見て、やっと聖はもうKAT-TUNじゃなくてINKTで頑張ってるんだって分かった気がします。すごく今更だし聖にもINKTにも聖担やteamINKTさんにも申し訳ないけど、INKTの聖やINKTを見られるようになったとき、KAT-TUNだった聖とINKTの聖とを割りきれるようになりました。
そしてじゅんのが脱退を発表したときは2人とは逆で、KAT-TUN担として、周りに流されすぎず自分自身の考えが持てるようになってからでした。
じゅんのがもうKAT-TUNのT田口淳之介じゃないことはわかってるけど、今のソロアーティストとしての田口淳之介はまだわからない‥‥
— むに。(やや変態) (@yui162_hyphen) 2016年11月2日
でも応援したいんだよなぁ。
すきだもん。
だからこそ、じゅんのに関してはまだちゃんと向き合えていません。嫌いになれたら楽なのかもしれないけれどそんなの絶対嫌だし、せっかく仁のときに嫌いになる選択肢を捨てたのにそれを拾いになんていきたくない。
ここでひとつわたしの考えを示しておくと、"元KAT-TUN"とけじめをつけるというのは決してKAT-TUNだった頃の彼らをもう見ないというわけではなくて、今の、現在進行形の彼ら自身をちゃんと見る、応援するということです。KAT-TUNだった頃の彼らももちろんだいすきです。絶対忘れません。
今の彼らと、(仁の言葉を借りて)前世の彼らとをちゃんと分けて応援したいと考えています。
じゅんのにもそう考えられるようにするのが今のわたしの課題です。
6人でスタートして6人をすきになったから、その気持ちは今でも変わりなく脱退しようが解雇されようが退社しようがすきなものはすきです。
じゅんのを、KAT-TUNだった人だけじゃなくソロの田口淳之介として見られる日が来るかまだわからないけれど、多分わたしのことだからすぐ割りきれるだろうな。
というか、仁のときは脱退から1年後にソロライヴに行ってソロの仁を知って、聖のときは出戻ってから1年後にINKTを見てINKTの聖を知ってけじめがつけられたから、じゅんののことも1年ぐらい経ってからかな、もっとたくさんソロの彼を見たときにやっとけじめがつけられる気がします。
おわり。